さんぽみち。
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2006年9月13日

『かわいいって何?昭和少女文化のカリスマ』

講師: イラストレーター 内藤 ルネ
     精神科医 香山 リカ
会場: 朝日カルチャーセンター・新宿

    

ロマンチックでキュートでおしゃれで、大好きな内藤ルネさん。
直接お目にかかれるなんて、ましてやお話を伺えるなんて機会はめったにありません。
某所で知ってすぐさま申し込みました。

香山さんがお名前を呼んで紹介すると、ルネさんがすすすっとご入場。
ご本人指定だという優雅なBGMと共に現れたその人は、
少しレンズが大きめな黒縁のメガネに、首にはスカーフを巻いて、
ああ、初めてお会いしたけれど、間違いなく内藤ルネさんでした。

そこからはもうルネさんの独壇場。
テーマなんてそっちのけで、ご自身のこれまでの人生を大いに語ってくださいました。

周囲に理解されなかった子供時代や、
間近に飛ぶゼロ戦機に追いかけられた戦争のときのこと、
中原淳一先生とのエピソード・・・。
愛する人に裏切られ、騙され、それでも共に生活していること。
その人のことを腐れ縁の意地悪オネエだなんて仰ったりして。

時にユーモアやブラックジョークも交えた楽しいお話、
時に涙がこぼれてしまうような切なく悲しいお話、
その全てを率直に、感性そのままに、お話下さいました。

一生懸命な姿がとってもキュートで、やさしさに溢れていて、
見つめているだけで思わず笑みがこぼれます。



それから、嬉しかったのはルネさんがお好きな映画と音楽のお話が聞けたこと。
女優はグレタ・ガルボマレーネ・デートリッヒ
歌舞伎は『隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)』『二人椀久(ににんわんきゅう)』
バレエは『ジゼル』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』

グロテスクで禍禍しい映画や
ガチャガチャ騒がしいだけの音楽が持て囃される現代。
美しいもの、綺麗なもの、夢のあるものに出逢うのは、
難しいことになってしまいました。

それでも、だからこそ、そういうものへの憧憬は募るばかりだし、
その真価がわかるというものです。

    

ルネさんは、ご本人がお好きだと言うのもあったと思うけれど、
素敵なものを見つけては身体の中に取り込み、
絵を描くエネルギーにしてきたのでしょう。
こんなことを仰っていました。(一字一句は違います。)

「僕はね、絵が下手くそだから、描いて描いて描きまくったの。
 懲りずに今も描いてます。
 天から才能を授かってないから描くしかない。

 描いても描いてもわっと花開かないけど、
 ある日突然、ミュータントのような、不思議なものが出てくる。

 本当に好きだったら、とにかく描くこと。
 投げたらダメ。」




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テーマ:絵本・制作・イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術

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Author:niu
人生急がば回れ。
好きな食べ物は道草。

ゆっくり歩こう、さんぽみち。

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ゆっくり歩きすぎて、
現実とズレまくっております。
えーっと・・・最新記事は
2006年8月です。
違和感たっぷりでごめんなさい。

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